人事制度の紹介

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Q.「Co育てMonth」の取得をいつ頃から計画しましたか?

第二子である長男が2019年11月18日に生まれ、ちょうどこの制度の社内周知とほぼ同じタイミングでした。2020年1月以降に子どもが生まれる社員が「Co育てMonth」の必須対象者でしたので、グループ人事部に確認したところ、私の場合は制度移行の境目ということで、新旧制度の選択ができました。正直、最初は旧制度の5日間を取得しようと考えていました。

Q.「Co育てMonth」の取得に踏み切ったきっかけはなんでしょうか?

男性の育児休業の取得を奨励する企業が少しずつ増えていることがニュースになっていて、自分でも「Co育て」に関する社内イントラネットの記事を読んで、Glicoが「Co育てMonth」を推進する意義も理解し、1ヵ月の取得を考えました。でも、一番の要因は上司の白鳥さんから「トライしてみては?」と背中を押していただいたことです。

Q. 業務から離れるという不安はありましたか?

ありましたね。現実的な問題として、過去事例がない中、このまま1ヵ月抜けるということは、どのようにしたらいいか具体的なイメージが湧きませんでした。自分が不在でも滞ることがなく業務を遂行することが出来るか、誰にどの業務をカバーしてもらうか、どうやったらみんなへの負担が大きくならないか。携帯もパソコンも持ち帰れないため、連絡の抜け漏れも心配でした。業務に戻ることが前提なので、人事異動の際に行うような現状業務を渡すような「引継ぎ」ではなく、1ヵ月をどうするかを考え、ルーティン業務はチームメンバーに協力を仰ぎ、ルーティン化できない業務は上司である白鳥さんが「なんとかなるよ」という心強い言葉とともにすべて受け持ってくれました。

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Q.「Co育てMonth」の1ヵ月間、どのように過ごしましたか?

毎日妻と一緒に赤ちゃんの世話をしていましたが、長女(2歳)の保育園の送り迎えや遊び相手もしていました。他には、家具の場所替え、換気扇の掃除など、今まで出来ずにいた「家事負債」をやり切りました。あとは、ちょうど確定申告のタイミングだったこともあり、妻と私二人分の申告をしました。医療費控除があったので、手続きや情報収集に時間を使い、税金の勉強にもなりました。

Q.「Co育てMonth」中で感じたことはありますか?

子育ての「楽しさ」と「辛さ」ですね。赤ちゃんと毎日接する中で、「手を上げた」「声を出した」と出来ることが増えていく、日々の成長を感じることが出来ました。上の子の時には気づかなかった発見もありました。喜びの一方、上の子の赤ちゃん返りが激しくて、子育ての辛さを身を持って実感しました。お母さんは特に大変ですよね。クレヨンしんちゃんを使ったOisix社の広告コピー「かあちゃんの夏休みはいつなんだろう」を思い出しました。本当に24時間365日フル回転だと隣にいて感じました。妻は今育休中でいずれ仕事に復帰するのですが、復帰後どうやって妻の負担を減らし、分担するか考え、妻と話し合ったりしました。

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Q. 今振り返って「Co育てMonth」はどのような時間になりましたか?

きれいごとに聞こえるかもしれませんが、「家族との時間の大切さ、家族への感謝」を感じる日々でした。恐らく誰もが社会人になって以来、ずっと仕事の課題と共生しています。走りつづけるのも大事ですが、立ち止まってみることで、思考のメモリを、家族のこと、自分のライフプランと向き合うことに当てる、ずっと気づいていなかったのですが必要なことだなと思いました。

Q. 復帰されて1ヵ月が経ちましたが、スムーズに仕事に戻れましたか?

慣れてくるまで1週間くらいかかりましたね。上司の白鳥さんに「Co育てMonth中は絶対連絡しない」と言っていただき、本当に連絡が来ず、1ヵ月完全に仕事から離れていましたので、復帰した最初の1週間は、仕事があるライフサイクルに戻すことや業務の現状把握に苦労しました。

Q.「Co育てMonth」取得前と比べて、何か意識や行動の変化を感じますか?

早く帰って家族との時間を大事にしたいという意識がより強くなりました。ですが、まだまだ行動に落とせていないのが正直なところです。「Co育てMonth」中の1ヵ月保留していた仕事も再開しましたので、懸命にキャッチアップしていっています。また、繁忙期に当たらないように休暇を取得したので、復帰後は忙しい時期が待っていました(笑)「もっと効率をあげるにはどうしたらいいか」「やらなくてもいい仕事をやっているのではないか」、自分では気づかない部分がきっとあると思いますので、「Co 育てMonth」中に分担してくれたチームメンバーに聞いて、上司の白鳥さんにも相談してみたいと思います。最後に、普段一緒に仕事をさせていただいている皆様、サポート頂いた皆様このような機会をいただき、本当にありがとうございました。この経験を業務に生かすと共に、「Co育てMonth」を取得した経験者として、今後より良いCo育ての在り方に積極的に協力していきたいと思います。

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宮坂さんが「Co育てMonth」を取得後に、上長の白鳥 仁也さんにインタビューしました。

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白鳥 仁也
マーケティング本部
マーケティング企画室

Q. 宮坂さんの「Co育てMonth」取得を通じて、チーム全体にどういった影響を与えたと思いますか?

私も含め、チームメンバー全員が宮坂さんへの尊敬が深まりました(笑)。彼が現場から離れた1カ月、本当に困りました。彼の業務を私やメンバーが分担して実施したのですが、彼並みのクオリティでは出来ていませんね。宮坂さんがいかに、効率とクオリティのバランスを取りながら業務を進行していたかが良くわかりました。それだけでも非常に得るものは大きかったと思います。上司が部下のことをより深く理解することは関係性構築や生産性向上の第一歩ですからね。

Q. これから「Co育てMonth」を取得する対象社員、および、その上司の方々にメッセージをお願いします。

「Co育てMonth」は単なる育休ではありません。会社が社員一人ひとりを大事にすることを具現化した制度だと思います。Glicoの事業成長のために力を精一杯発揮してチャレンジしてもらいたいと同時に、会社が皆さん個人の自己実現をサポートします。言葉だけ言ってもなかなか信じてもらえないかもしれませんが、「Co育てMonth」はそういった会社の思いを込めた具体例の一つだと思います。そして、Glico社員が先頭になって、社会に新たな文化を創造しようという社会的な意義も込められています。「Co育てMonth」も一つ立派なチャレンジ。チャレンジの中で当然ながら新たな困難も直面するかもしれませんが、上司と周りの力を借りて乗り超えられたら、きっと新たな知見が得ることがきると思います。ぜひ対象社員の皆さんに挑戦していただきたいと考えます。